少しひんやりする朝で、目覚め、そしてゴミ捨て、洗濯物干しが心地よい。
暑かったら、イライラが増す。
昨日は、内部の子限定のフィジカルクリニック。

小4年生から中3まで呼びかけて、総勢140名程度。
できる限り来てくださいと促した部分もあったと思うが、
フィジカルな部分に関心があるんだなぁという事がうかがえる。
これから、夏休みに入り不定期な活動が続くんで、すぐには出発しないが、
9月からは、本格的にフィジカルの部分の強化にもソレッソは向き合って行く。
昨日講師として来てもらったのは、ビーチサッカー日本代表のフィジカルコーチ兼サンフレッチェ広島のフィジカルアドバイザーの山口氏。
俺は、マサシって呼んでるんで、マサシでいくが、
マサシは、プロサッカー選手10名以上のパーソナルトレーナーとしても活躍していて、
いわゆるフィジカルコーチのプロ。
熱くて、謙虚なやつだし、ソレッソがさらに強くなる事に貢献させてください
と、パーソナリティも含め、最高の人選だと思っている。
もうすでに、こんなイメージでやりたいというコンテンツも作成してあり、
これからは、要素分けしたトレーニングを、各コーチがピックアップし、動画でトレーニング内容、注意点を確認しながら、
アップの15分程度を、目的を持ち、フィジカルの部分へのアプローチに使っていく。
チームとして向上させたい部分に意図的にアプローチし、
その検証と成果は、測定機器も完璧に揃えてくれてるんで、定期的に測定を加えながら、
確かな数値と実感でフィードバックしていく。
月1回スタッフミーティングをやっていくが、日常の細々はキヨを窓口に相談しながら、より緻密に。
昨日のトレーニングの中でも、
一瞬でフィジカルな部分は向上してないが、一瞬でフィジカルな部分の意識は変わった。
おそらく、やり続ける事により、
その意識がゲームに現象として現れてくるんだろうなっていう感覚は掴めたし、
マサシの動きを見ればそれは分かったはずだ。
彼は、元々そんなに速く動けなかったらしいが、昨日見た動きは、
ほんと現役のプロサッカー選手ばりに速くて力強かった。
それが、トレーニングのおかげか?
と質問したら、
そうです
と。
つまり、目的を持ってトレーニングを積み重ねれば、確実に向上するという証明だったと思う。
最後に、筑波大学でフィジカルコーチをやってた時、三笘選手を見てたんで、彼の話をしてくれた。
三笘選手は、元々才能があったが、
何よりも凄かったのは、継続して真面目にコツコツ自分の身体と向き合い続ける事ができた事だと言う。
足首をよく捻るというスピードある選手にありがちなものも、
怪我してからのリハビリを終えても、ずっと継続して予防するための動き作りをやり続け、
もう足首を捻る含め、怪我をしなくなっている。
2メートル近いプレミアの選手相手に、あの身体で怪我なくやっていけるのは
努力の賜と言ってたし、
それは、子ども達にとっても、俺らもやればできるという希望になったはずだ。
宮崎から前田。鹿児島からしゅんすけ。姉妹クラブであるビースターから雄大も来てた。
これからは、熊本だけでなく、
このアプローチをグループ全体で共有し、それぞれのソレッソで、フィジカルの向上に目を向けていく。
ソレッソは、個を伸ばす事を大切にしている。
武器を活かす
というキーワードがあるが、
身体能力の向上自体が武器になるかもしれないし、
武器を活かすために身体を武器が使用できるものに整えていくためにも
このフィジカルな部分へのアプローチは、大きな個の変化と、
先々評価される個を育成するために必ず活かされると思っている。
夏休みに、煮詰め直して、9月から本格スタート。
ソレッソは、進化をやめない。

彼の大胸筋は凄まじかった。
進化し続けている。
俺のお腹はわがままになってきた。
退化のはじまりである。
ヒデ君は、そろそろ訴えられそうなんで、
わがままボディという事はやめておこう。







