昨夜は、イベントゲストの早坂君とトリデンテスタッフと会食。
大村は海のすぐそば。
刺身が美味くて、鯨の刺身を久々食べた。

早坂君は、元Jヒーガーとしては異色の経歴の持ち主。
大学卒業後、いくつかあるJのオファーわ断り、JFLのホンダに行き、
それからプロの世界に入った。
プロになる事を選択せず、社会人になる事を選択し、
でも、プロとしてプレーする事を選択し、
彼を知るほど、その選択のあり方に意味を感じるが、
とにかく、好奇心の塊、そして、学ぶ欲が強い方で、
こういう経験値を積んだ人が教育者になればいいといつも思う。
ソクラテス様の
無知の知
なるものを体現されてるような方で、
青物の引きはすごいと聞けば、釣りをし、ブリとヒラマサの引きの違いに疑問を持ち、
酒蔵に興味を持てば、蔵人になり、職人さんより筋肉はあるはずなのに、なぜスムーズに回せないのかとスキルの大切さを知り、
サーフィンすれば、インストラクターの波は1つの言葉の答え探しをする。
色んな体験談を聞き、
集中と分散
知っている事と知らない事
関心と無関心
いわゆる物事には、表と裏がありますよ
を考えさせられたが、
自己を知ってるようで知らないの姿勢、
そして、知らない事に学びを得る事は、人としての厚みを与えてくれるものだと思った。
知らない事、やった事のない事は誰しも煙たがる。
異質なものは拒絶し、同質のものに感化される。
俺は後者の方なんで、無趣味で感性のない人間だと思うし、
視野がグッと狭いような人間だが、
そこに学びがあるんだろうなは、自覚してるつもりだ。
行動に移らないのは、
実態があるかどうかで、
確実性や、確信みたいなものの見えづらさであって、
クリアさを求めてしまうのは、
自身の性格が邪魔してるとも思ってるが、
その方が楽しい
という早坂君の言葉に背中を押されてしまう。
早坂君は大学院に通っている。
昨日もイベントの合間の時間は、オンラインで講義を受けてた。
鹿児島の尊敬する方も、俺よりだいぶ年上だが大学院に通われてると聞いた。
学ぶ事は、やはり楽しい事だし、
学び続けないといけない事だと思う。
俺は、子どもの将来をほんの少し預かっている
というのが職業。
その責任は大きいんでね。
自分がやってきた事を正解と押し付ける節があるんで(笑)、
彼と話してたら恥ずかしくて、反省させられる事が多かったが、
そうならぬようもっともっと学びを深めて、子ども達の前に立たないといけないと思う。
彼はプロサッカー選手としてプレーし、たくさんのJリーガーと接してきた中で、
セカンドキャリアの問題を危惧しているが、
俺は、そのセカンドキャリアの問題も、実は進路の問題とさほど変わらなく、
言葉がないだけで、
同じような実態があると思っている。
選択権は自分にあって、自身で選択できるようにしないといけない
っていう根本な部分だと思うが。。。
だからこそ、サッカーにすがる事なく、
色んな学びを
楽しい
と思えるようになって欲しい。
俺もまだまだだ。
明日のオフも仕事の予定を入れてしまった事を今さら悔してる(笑)
何もないから仕事するではなく、何か学びを得に行かなければ。
知らない事、やった事がない事が多すぎる。

忙しさに追われ、
3月から一時休止になってる読書を再開する事からだな。