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昨日は家に帰ってじっくり日本シリーズを観戦。
阪神の優勝で幕を閉じた。
歓喜の瞬間は、やっぱり素晴らしく、38年ぶりの日本一。
我がチームでもないし、ファンでもないんだが、月日の長さやら何やらを感じると、
あの瞬間を見るだけで、スポーツの持つ素晴らしさや価値を受け取る事ができる。
関東大学サッカーリーグは、2節残して母校の筑波大学がぶっちぎりの優勝。
6年ぶりか。
SNSで繋がってるOB達はこぞって喜んでたが、俺もその一人で、
あの何にも変え難い4年間の濃さがあったから、我が事のように優勝の喜びを噛み締められる。
歴史・伝統。
それらは、勝利の味をまた格別なものに変えてくれるし、
支えてくれる力というものを感じる事ができるし、
よりスポーツの価値を感じられるのかなと。
ルヴァンカップはアビスパが優勝。熊本の高校サッカーは次が決勝。全日も今月には優勝が決まる。
どこそこで起こる歓喜の裏に、
悔しさが溢れてるのもまたスポーツの良さで、どこそこでそんなシーンが数多く見られるのが今の時期。
心踊らされたり、不安になったりするが、
たまらない快感を得るために、
悔しさよりも、歓喜の瞬間に目を凝らし、俺らもって思ってるのが正直な気持ちだ。
この気持ちは、コミットしているから、得られる感情だと思ってる。
出て満足。試合して満足。負けてもいいから。
そんな気持ちは1ミリもなく、
何がなんでも掴みたい。
そして、歴史・伝統を繋いでいくためには、掴まないといけないというプレッシャーや責任もある。
弱気になってはダメだと子ども達にも言い聞かせてるが、俺自身もそうでなきゃいけないと思ってる。
優勝してもホッとしたが、最近は多くなってきたし、もし今回優勝を勝ち取っても、
そんな気持ちになるんだろうなって思ってるが、
優勝した瞬間の喜びは、必ずあって、
子ども達、保護者の方、応援に来てくれる仲間達の顔を見ると、
ホッとしたが、やったぞ〜!
ってなる。
優勝は素晴らしい。
昨年は不覚にも優勝した瞬間に腰が砕けて、思わず涙してしまったが、
歓喜と安堵が入り混じるあの瞬間は、
ソレッソのコーチだからこそ味わえる優勝の味で、今回も何としてもあの味を味わいたい。
チャレンジャーなんだが、歴史と伝統がチャレンジャーにさせてくれない重みを運んできて、
少々厄介なんだが(笑)、
打ち勝っていくのが、スポーツの醍醐味なんでね。
負けないように、優勝だけを見据えて、最高の瞬間を迎えたい。
昨日も自信を積み重ねる調整ができた。そう言い聞かせて、
今週も最高の準備を。
今年の筑波大学のスローガンは「共頂」だったようだが、
共に頂をめざす。
俺らも共に頂を目指そう。
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