子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

BLOGブログ

アバター画像

感謝!!



予選リーグ3試合目。

 

相手は大山田。

 

引き分け以上で予選突破が確実な中、気持ちが緩まないようにだけ注意しながらゲームに入った。

 

少し緊張感ある中、いつも通りボールは回ってたし、1点入ったら流れが変わるかなと思ってた中で、

 

セットプレーから得点。

 

さぁ、今からと思ったが、その後波に乗る事もなく、

 

アグレッシブさに欠けてしまい、ゲームはそのまま終了。

 

勝ちはしたものの、メンタル的に一度締め直さないといけない内容だったんで、

 

終了後、長々と話した。

 

午後からのゲームは決勝トーナメント一回戦。ラウンド16。

 

相手は、松本山雅。

 

序盤からボールを持てたのか、待たされてたのか何とも言えないが、

 

主導権は握れていたように思う。

 

時折り見せられる相手のカウンターも集中してマイボールにし、

 

また攻撃みたいな感じで、

 

そんな時間が淡々と過ぎる。

 

いつかはこじ開けれるだろう。チャンスは何度か来るはずだって思い、後半も戦ってたが、

 

最後まで相手の守備は堅かった。

 

結局、PKまでもつれ、負け。

 

負けた瞬間込み上げたのは、最後まで自分達らしさを貫いて戦ってくれた誇らしさと、

 

すっきりしない終わり方で、

 

複雑すぎる心境が入り混り、感情がどこか消えた感覚になったが、

 

しばらく経って、ブログを書きつつ思うのは、

 

勝たせてやらなくて申し訳ないという気持ちで、

 

ただただ、悔しさだけが残っている。

 

すまんな。。。

 

ソレッソらしく戦おうって言い続けた今大会だったが、

 

振り返ると、子ども達は、自分達のやれる事をしっかり表現してくれたと思う。

 

パワフルさ、ダイナミックさを求める事なく、

 

小さいながらにやれる事をしっかりみんなで共有し、

 

ほんとにみんなで攻撃し、みんなで守備をして、

 

自分達の強みに忠実にフォーカスしながら戦えてた。

 

負けたのは、簡単で、

 

その強みが飛び抜けたものでなく、足りなかったパワフルさとダイナミックさの部分が

 

あと一歩不足してた事だと思うが、

 

彼らにとって、信じてやり続ければ自信に繋がるという成功体験は、

 

今後、何をやるにしても、

 

コツコツ積み重ねる事は嘘をつかないって、財産として残ってくれるだろう。

 

実は、トーナメント1回戦でキャプテンが退場した。

 

警告2枚でレッドカード。

 

いずれも、彼らしく、諦めない姿勢をもってのプレーだったからしょうがない。

 

精神的に痛くなった残り5分程度。

 

俺が嬉しかったのは、そこで精神的に折れる事なく、最後まで戦う姿勢をもってくれた事だ。

 

PKが終わり、ある子が、

 

「てっしん勝たせてあげれなくてごめん」って言った。

 

このチームは、キャプテンを中心に周りの子達が引っ張られるように、

 

自主性を高めてきたチームだと思う。

 

そのキャプテンがピッチを去り、何としても勝ちたいって気持ちを持ち続けて、負けた後、気遣う姿は、

 

もうキャプテンにおんぶに抱っこじゃいけないって強い自立した姿を感じたし、

 

俺にとってとっては、

 

負けたんだが、

 

素晴らしい経験をしたなとポジティブになれる部分でもあった。

 

もし、勝っていたら、キャプテン不在の中、ラウンド8。

 

もし、そんな状況で試合ができたら、もっと精神的に強くなるなれたはずだ。

 

もし、それで勝ったら。

 

もし、それで負けたとしても。

 

負けたから、「もし」がついてしまうもどかしさはあるが、

 

この「もし」が彼らの今後の成長にとって大きなエネルギーになってくれればと思う。

 

今日もたくさんの応援をもらい、俺も子ども達も最高の時間が過ごせた。

 

改めて、色んな人に感謝しないといけないと思ったし、

 

応援されるチーム、選手にならないといけないと思った。

 

ありがとうございました!!

 

悔しい思いは胸の奥にしまいつつ。。。

 

今回大会に出れなかった6年生の仲間達もいる事だし、

 

次に向けて気持ちを切り替えて頑張るぞ!!

 

残り3ヶ月。もう少し成長させて送り出したいと思います!

ブログカテゴリー

コーチ

新着記事