子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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全日市内予選



全日市内予選。

 

気持ちの高ぶりがあって良さそうだが、アップの時からそんなものは見えず。

 

フワッとゲームに入り、相手の頑張りもあり、何となく初戦に勝つ。

 

多少の緊張はあったかと思うが、

 

緊張よりもいつかは点が入るでしょみたいな気持ちが見えたんで、

 

2試合目に向けてミーティング。

 

こんな状態で手を差し伸べてもお前達のためにならないから、

 

勝ちたいんなら、自分達でしっかり気持ちをゲームに持っていけるようにと。

 

アップも自分達でやるように任せる。

 

そこができないと、ゲームに勝とうが得るものはないと。

 

もちろん、ゲームになれば俺も勝ちたいし、一緒に戦う気でいたが。。。

 

こっそり、前のゲームを見ながら、どんな事をやるんだろう?どんな雰囲気になるんだろうと見ていた。

 

しっかり声かけあって、それぞれが集中してやってる姿を想像してたんだが、

 

目を向けると、バラバラで、ダラダラで、とりあえず球蹴っとこうみたいな感じ。

 

それが、お前達のこのゲームにかける意気込みなんだな。

 

だったら、その状態でゲームをやってみろと言って送り出した。

 

これで負ければ、県大会に出れない。勝てば県大会に出場。

 

公式戦の雰囲気と、やるべき事は明確なはずなのに、その準備すらできない。

 

だったら、いっその事、このゲームに負けてしまった方が、後で振り返った時に、

 

あの時があったからサッカーへの向き合い方が変わったって思えるんじゃないかと思った。

 

まぁ、負けた方が今のお前達にとっては大きな気づきを得れるんじゃない?

 

ってはっきり言ったんだが。。。

 

もし、そうじゃないなら、自分達でひっくり返して、跳ね返してみろって。

 

雰囲気は最悪だ。

 

でも、ここで少しでも変わろうとする姿をが見えたらっていう期待もあった。

 

むしろ変われないと、勝って県大会行ったところで、余計に悔しい思いをするだろうと思った。

 

だが、2試合目も同じように、淡々とプレーをこなすし、淡々とシュートを外すし、

 

ゴールを決めようという強い意志は感じられない。

 

せめて声くらい出るのかと思ってたが、鼓舞して声を出す子もいない。

 

何となく点が入り前半終了。

 

ハーフタイムでさらに、確認したが、それでも変わらず、セットプレーから失点。

 

本部で見ていた別チームのスタッフが、終わった後、

 

「なんかこのセットプレー危なそうねって喋ってたら入っちゃった」って言ってたが、

 

その雰囲気の通りで、意地でも止めてやるって気持ちは伝わってこなかった。

 

当然の結果だ。

 

ゲームはそのままPK戦にもつれ、終了。

 

勝ちはしたものの、この勝利に意味があったのかは疑問。

 

自分達で。自主的に。自立。自己管理。

 

もう耳にたこができるくらいこれまで言ってきた。

 

伝え方が悪いのか?言いすぎて聞き慣れてしまったのか?ただ単に表現が下手なのか?

 

ぶら下がってる条件が条件なだけに、

 

こんなきっかけが転がってる舞台で、逆にマイナスになるか?って思った。

 

公式戦は勝たないといけない。でも、長い目で見れば通過点。

 

考えもしないでいいような、リンクしているはずの2つの事柄が、ゲーム中に葛藤の種になる。

 

でも、あれだけ話したし、そこで示した姿勢がアップの様子だった事を割り切る事はできず、我慢して見続けた。

 

昨日書いたばっかりの信頼感や一体感は、昨日の会場にはなかった。

 

また、公式戦はやっぱり甘くないって事が再確認できた。



この準備は、誰のためにあるんだ??

 

応援に来てくれた人達にどんな気持ちで応えるんだ??

 

さすがに気付くものはあっただろう。

 

それが、こんくらいでも勝てるんだって思ってないかが心配だ。

 

負けて涙してた相手チームの子を見て、申し訳ない気持ちさえわいてきた。

 

県大会まで3週間。

 

もうこんな恥ずかしいゲームはできない。

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