子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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集団心理



今日は朝から夕方くらいまで雨の予報だったんで、場所を移して練習。

 

朝から雨雲レーダーは真っ赤だし、荒玉では警報出てるし、土曜学校やらで人数少ないし、

 

中止という選択もあったが、練習する事にした。

 

練習始まる前には、なんで今日無理してまで練習をやるのかを共有。

 

明日の練習試合の相手は今の力を試すには絶好の相手。できるだけコンディションを整えてゲームに臨みたかったという事。

 

最近の練習に対するモチベーションも高かったので、明日に向けて区切りを入れたくなかったという事。

 

この2つがあるって理由を説明。

 

だから、グラウンドは使えないけど、しっかり練習しようって。

 

最初は、走り。

 

ここで出した条件は、コンディション管理を優先する事。とばしたいならとばしてもいいけど、自分のペースで。

 

会話が余裕でできるのは、負荷が低すぎるから、会話が少しできるくらいで。

 

一番大事なのは、自分のペースで走る事。

 

ここまで共有したつもりだったが。。。

 

まさか歩く選択なんてないと思ってたんで、じっとしてても暇だし、時間を都度伝えないといけないし、俺もウォーキング。

 

開始5分で歩いてる子を2名発見。

 

そして、15分。歩いてる5名の集団発見。

 

全員、俺の姿を見るとやば〜って走り出す。

 

子ども達も予想外だっただろうが、俺からしても予想外。

 

超えれないハードルを設定したつもりもないし、なぜ走るのか?どう走るのか?は最初に説明したつもりだ。

 

とりあえず、予定してた走りの時間が終了し5年と合流。

 

そこで、ヒデに「まじショック。歩いてる子がいた」って話したら、

 

「他の誰々達も歩いてましたよ」って。

 

まじか〜。。。

 

走りの後は、ボールを使って練習の予定だったし、こんな練習しようって伝えてもいたが、急きょ練習は打ち切り。

 

17名中15名が歩いているというショックを通り越して理解に苦しむ事実が判明してしまった。

 

ヒデがダイエットのために一緒に走ったせいだ。

 

でも、それぞれに理由があって歩く選択をしたのなら、俺が悪いと思って、一人一人理由を聞く。

 

当然うまく言えないし、言えたとしても「きつかったから」

 

だったら、「今日の走りより負荷が高い20分ハーフの40分ゲームはできないって事だな」と聞くと、

 

首を横に振る。

 

という事は、キツイはしっかりした理由じゃなくて言い訳になる。

 

歩くなは言ってないから、100歩譲って、歩きましたでもいいんだが、

 

歩くならちゃんとした理由がないと、最初に話した事が全部なかった事になる。

 

だが、分かってる。全て集団心理だって。

 

なら、集団を壊していいか?

 

これは違う。チームで闘う以上、集団のもつパワーがないとゲームとして勝てっこない。

 

なら、個が負の集団心理に流されないようにするにはどうしたらいいか?

 

一人一人の意識が高まって、負のパワーに負けない正のパワーを持った集団にならないといけない。

 

先日のブログで、グループの中の個の事を書いたが、

 

プレー以外の意識・姿勢もグループの中で個が死ぬんじゃなくて、個が生きて(活きて)いかないといけない。

 

表現は悪いが、死ぬ事はマイナスに向かう力。生きる(活きる)とは、プラスに向かう力。

 

個が成長していくためのグループ(集団)であり、グループ(集団)がよりパワーを持てるような個。

 

そんな相互作用が生まれる事を期待している。

 

あまりにも落ち込みすぎて、昼飯はこの通り。



おにぎり1つ。

 

そんな落ち込む俺の横でヒデは、



炭水化物✖️炭水化物で走った分のエネルギーを取り戻そうとしている。

 

ちなみに、、、

 

話は戻るが、強かった学年は、

 

自分のペースでって言っても、「おい、やめとけよ」ってこっちが止めなきゃいけない選手が数人はいた。

 

そんな個は、上のレベルでも活躍してるし、集団を引っ張る求心力になっていた。

 

これ、紛れもない事実。

 

明日の練習試合がめっちゃ楽しみから、めっちゃ不安に変わってしまった。

 

明日は何から話そう?

 

どうしたら伝わるだろう?

 

いっその事、常に罰をぶら下げてみるか??

 

そんな事はしないが、それくらい俺がブレそうだ。。。

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