災害級の大雨が降ったことで、こんな時に活動はどうなのか?
と迷ったところもあったが、
今の3年生はソレッソ鹿児島として最後の学年だし
1日たりとも無駄にはしたくない気持ちから簡単には中止にしたくなくて
参加確認をしたらみんな参加できるということで、指宿で高校生との練習試合
グランドに着いて話をして、アップを見て、いつもの通りのチャラい1本目を見て
2つの勘違いに気付く。
①ほんとに災害級の被害が出てるのは一部だってこと。
②サッカーに飢えてる感じはなかったってこと。
普通に水も出て特に問題ない子も多かった。
自分の家はまだ断水中だが、確かに少し車で走ればお風呂も入れるし飲食もできる。
家は電気も通ってるんで、途方に暮れるってことはない。
そう考えると【災害】というには大袈裟なのかもしれない
に、しても
大変だったことには変わらない中で、遠くまで送迎してくれる保護者さんの想いを考えると
ピッチに立つ者としての最低限の責任も果たさないような姿に残念だったと思う。
こうなると勝敗がどうかはもはや関係ない。
活動に穴を空けたくない!と決行した試合だったし
どんなに仕事が大変で休みが無くても、一生懸命プレーする姿に、勝って笑い、負けて泣く、
そんな姿に心が洗浄され、無限の活力が湧いてくるのが自分の原動力なんですが
人に矢印を向け、自己犠牲のカケラもない、サッカーにおいて「走る」ってことは人が生きてく上で「呼吸する」と同義。
怒るのも馬鹿馬鹿しく、「こんなのはサッカーではないじゃん」
と言わないといけない試合をしてしまった。
1日1日の活動が、この練習が、試合が
全て最後になるんだよってのをわからせてやれてない自分が残念すぎる。
チックショーって感じです。
それでもね。
ケガからパフォーマンスがまだまだ戻らず、足が動かないけど、
「いけるか?」と問うと
『無理です』とは絶対に言わない
ちょっとだけ考えて・・・少しだけ嫌そうに
「いけます」というキシンには元気をもらえる。
こういう奴がいるから頑張ろうと思える。
『いけます』と言うものの
5分でみるみる顔色が悪くなるヒロトは、気持ちは買うが一旦病院行ったほうがいい(笑)
頑張れるのに頑張ってないとは思ってないから、まずは体を整えることも大切だよね。
『走れ』、『頑張れ』としかコーチングしない練習試合が終わり、
もっとサッカーが上手くなるのに
もっと指導できる部分はたくさんあるのに
と悔しさが残る。
まぁ。セトグチは折れないけどね(笑)
子どもたちのために、何が必要なのかをまだまだ追求したいと思います。
悔しさ持って目が覚めたら
朝倉大先生がおんなじような気持ちになってらっしゃって
ソレッソ宮崎でもそんなことが起こるのかとちょっと驚き。
ついこの前、一緒に語らせてもらったけど
今なら一緒に2晩くらい飲めるんじゃないかと思いました。
ほんと感じるのは
ソレッソで指導者できて
ジュニアもジュニアユースも担当することができて
ホントにいろんな学びがあるなぁって感じることができる。
年代によって声かけやトレーニングメニューの違い、または普遍的なものがあることがわかったのは自分の財産である。
長い経験から、チームは少しのきっかけでいきなり良くなることだってあることはわかってる。
それには導く者が決して諦めないことが必須条件だと思う。
今日もトレーニング。
頑張ってこ。







