子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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嬉しい



事務所で事務作業をしながら


一段落のタイミングで


フェイスブックをのぞいたら


知り合いの方が、その知り合いの人のブログをシェアしてあった


最初の方だけ乗ってて


うちの事が書かれてる・・・って思い見てみたら


感動してしまった


基本、名無しの掲示板みたいなのは見ないし、気にもしない


今回の県大会のTVを見て色々と感じ取ってくれた方がいてくれて嬉しく思った


著者がどなたかもわからない


監督さんなのかコーチなのか、保護者なのか・・・


でも、嬉しかった


チームとしての夢・目標は


最強のチームではなく「最高のチーム」を目指す


これが幹だ


これからも目指そう!



以下抜粋


「キソウ」


昨日、全日の熊本県大会決勝のテレビ放送があった。


決勝はソレッソ対決。

ソレッソV(ヴィットーリア)とソレッソF(フォルツァ)。


ソレッソの6年生は26人もいるらしいが、ソレッソFは控えメンバーを中心に構成されたチームとのこと。


ソレッソVもFもスターティングメンバーは全員6年生。

一緒に練習をずっとしてきて、いわゆるAチームに上がれなかった選手たちがFで頑張ってきて決勝まで進んできた。

一緒に練習してきたこともさることながら、Fもしっかりと気持ちがまとまったチームだった。


諦めずに、自分に負けずに頑張ってきたからこその決勝進出だったと思う。


結果は4-1でVの優勝。エースで10番の松岡選手がハットトリック。


この試合、この事実(チーム構成など)を知ってソレッソ熊本とは素晴らしいクラブ、素晴らしい選手と保護者がいるんだなぁと感動した。

5月に行われたチビリンピックの全国大会では、ソレッソ熊本は惜しくも準優勝。
それほどのチーム。


選手はいつも競争の中でトレーニングをしているはずだし、これだけの力を持った選手たちは自分の力をいつでも発揮できる自己主張能力(エゴ)を兼ね備えていると思う。

おそらく、人を押しのけてでもボールを自分のものにするような精神をしているのだろうと思う。

そんな選手たちが、チームとして優勝を目指して決勝戦で戦った。

VはともかくFのチームもだ。


決勝戦は意地と意地のぶつかり合いだった。

その中で紹介されたのがFの三好選手。今回の全日でのメンバー選考の中で、それまではVに選抜されていたがFに入ったとのこと。

かなり悔しかっただろうと思う。

ただ、三好選手は「Vに入れなくてもFでやれることはたくさんある。最終的には世界で通用する選手になってすべての人に恩返しがしたい」とコメントしていた。

また、アナウンサーにこのチームの一番いい所は?と聞かれた時に「みんなの一人ひとりのチームワークがすごくいいチームだと思う」とコメントしていた。

VからFに所謂「落ちた」選手であるにもかかわらず、こんなコメントを残せる選手に感動した。

なかなか言えるもんではない。


昨今、色々なクラブの中で保護者がクラブの運営・方針に不満を持ち、移籍をしたりチームに選抜されないからやめさせるとかいろいろな話を聞く。

俺は、主役である選手(子)を無視しているんではないかと心配している。


選手がAチームに入れないから辞めたいといったのか?選手がコーチの指導に不満を持ち、違うチームに行きたいと言ったのか?

その時の保護者の応援(対応)の仕方はどうしたら良いのか?


ソレッソ熊本の選手たちはどちらのチームも最後の最後まで諦めること無く走り続けていた。
前回、サカイクで紹介した「親の自立」。

それに含めて、選手(子)の成長を本当に望むのなら、伝えないといけないことはどんなことなんだろうか?


もし、仮に26人の同じ学年がいるクラブでAチームに上がれない選手がいるとする。Aチームの選手達は羨ましいと思っているが、同じ練習をしている中で、Aチームと同じように出来ず、たまに小馬鹿にされてしまっているとする(子供なのでそんなつもりはないだろうが)。

選手(子)はそんな状況に不満があり、保護者にそのことも漏らす。


保護者の方はどう言葉かけをしますか?


どこかに逃げ場所を作ってあげてませんか?(Aチームの選手が横着、コーチがAチームにあげてくれないのが悪いなど)

チャレンジする機会を無くしてませんか?(楽しくやればいいよ、試合に出れなくても・・・など)

自分の子供やそのクラブの選手たちの現状をちゃんと見て、把握できてますか?(もしかしたらAチームの選手は、自分の子供より一生懸命練習してる、自分の子供はふざけている時があるなど)


現象には必ず理由があります。

何もないのに現象は起きません。


そして、主役は子供たちなんです。

子供たちの本当に「ため」になることは何かをしっかりとコーチと保護者と一緒になって考えていかなくてはなりません。


保護者が忍耐力を付けなければ、選手(子)は忍耐力が育ちません。

保護者が頑張らなければ、選手(子)は頑張る力が育ちません。

保護者が諦めず応援し続ければ、選手(子)は頼もしく感じ、サッカーに対する意識も変わるはずです。


少年サッカーとはクラブと選手だけが頑張ってやるものではなく、保護者も色んな面で頑張る必要があるのだと思います。

突き詰めていけば、それが「子育て」につながるのだと思います。


話は戻りますがタイムアップのホイッスルがパークドームに鳴り響いた時に、三好選手たちFのチーム選手はみんな泣いてました。でも、それを慰めていたのはVの選手たちでした。抱き合ったり、頭を撫ぜて声をかけていた。

これもすごく感動しました。


最大のライバルは同じクラブの選手たち。

しかし、それ以上に同じクラブの仲間たちというのが画面から伝わって来ました。

広川監督は「今までにない思いだ。フォルツァのメンバーの努力は自分がいちばんわかっている」と言い切っている。

おそらく、どのチームの監督、コーチも同じだと思う。誰よりも選手たちのことを見て、色々な決断を強いられている。


ソレッソ熊本のようなビッグクラブにはなれなくても、ソレッソ熊本のような素晴らしいクラブにスタッフと選手と保護者でなっていきたいと、すごく思った。

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